#007-Beddy Rays

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beddyrays


メンバー全員が96年生まれ、オーストラリア・クイーンズランドを拠点に活動する4ピースの“サーフロック・パンク”バンド。元々小学校の同級生で、幼い頃から共に趣味として音楽作りを行う。2020年にリリースした楽曲「Sobercoaster」がSpotifyで250万以上再生され、国内のヒットチャートにて一躍話題の存在に。夏フェスに行きたくなるようなパワフルで爽快な歌詞とサウンド、幼馴染の彼らが生み出すグッドバイブスが魅力。最新アルバム『Sort It Out』を今年4月末に発売したばかり。



 

ー音楽を始めたきっかけは?

Jacko:僕たちは小学校1年生からずっと一緒に育ってきた古くからの幼馴染。当時からずっとみんな音楽が大好きでGreen DayやThe Offspringとかのパンクロックを聴いて、絆を深めながら一緒に成長してきたんだ。最初はみんなアコースティックギターを弾いてたんだけど、高校を卒業する頃にみんなでお金を出し合ってドラムキットを買って、ハウスパーティーで演奏するようになったんだよ。

 

ー音楽以外の趣味はありますか?

Lewy&Jacko:僕たちはみんな、ラグビーリーグの大ファンなんだ。だから、ラグビーの試合を観に行ったり、ビールを飲みながらテレビでみんなでわいわい観戦したりするのが大好きだよ。

Benny:僕の趣味はチルアウトすること、クイーンズランドのビーチで過ごすこと、そしてオンラインゲームの『League of Legends』をプレイすること。

Brad:最近は釣りが好きなんだけど、ほとんど釣れないから、いつも魚屋で魚を買ってる(笑)

 

ー最近あった最高のニュースは?

Jacko:全国ツアーでたくさんの公演をソールドアウトにできて、オーストラリアのメジャーなフェスにも出演できたこと。2022年の目標にしていたことが全部達成できそうだよ。さらに、詳細はまだ言えないんだけど、実は最近とても大きなニュースがあったんだ! その報告も早くしたいね。今年はできるだけ多くの楽曲を作って、できるだけ多くのライブをして、できるだけ多くの場所を見たいと思ってる。それから、オーストラリアでトップクラスのスタジオでライブセットをレコーディングしたんだけど、もうすぐそれもリリースできるよ。早くみんなに聴いてもらいたくて、すごくわくわくしてるんだ。

 

ーストレス解消のためにしていることはありますか?

Jacko:一歩引いて、深呼吸して、ビールを飲んでリラックスすること。

 

ー最近ハマっていることは? 

Jacko:Bennyは、『ザ・シンプソンズ』(※テレビアニメ)全シーズンを最初から最後まで観ることに夢中になっているんだ。しばらく続けていたんだけど、ついに最終話まで到達したみたいだよ(笑)

 

ー若い頃の自分にアドバイスをするとしたら?

Jacko:自分が幸せになれることに集中すること、そして決して夢を諦めないこと。

 

ー影響を受けた音楽や芸術は?

Jacko:Green Day、Blink-182、The Offspringは、僕らの音楽センスに初期段階から大きな影響を与えているね。Catfish and the Bottlemen、The Kooks、Together Pangeaなんかは、自分たちの年齢が上がるにつれて影響を受けるようになったんだ。

 

ー自分たちを象徴している曲は?

Jacko:「Sobercoaster」。若いうちに友達と楽しく過ごそう、将来の心配はいらないよ、ということを歌ったパーティーソング。ライブで演奏するのも大好きだし、僕らのことを上手く表現している曲だと思う。

 

ー最新曲について教えてください。

Jacko:「On My Own」という曲。聴いてもらえれば僕らのソングライティングが今までよりさらに成熟したことがわかるはず。Beddy Raysで築いてきたサウンドの土台は保ちつつ、伸びのあるブリッジと、よりハードなロックができている曲だよ。

 

ー今はどんな音楽を作っていますか?

Jacko:目指しているサウンドを特定したり限定するのは難しいな。いつもランダムに浮かんでくる曲やサウンドをどこかに導いて形にしているだけなんだ。でも最近は、お気に入りのCatfish and the Bottlemenの微妙なニュアンスが含まれているかもしれないね。

 

音楽を作る上で大切にしていることは?

Jacko:フック、親しみやすさ、それからKISS(※keep it simple stupidの意)の原則かな。

 

音楽をやっていて良かったことは?

Jacko:多くのオーディエンスの前でライブをするのが僕らの長年の夢だったから、それを実現できたことがとにかく嬉しい! 今、バンドメンバーで一緒にオーストラリア国内を旅して、見たこともないような景色を見ることができてる。今後も、自分たちの音楽をもっとグローバルに、できるだけ多くの新しい場所でライブをしたいと思ってるよ。日本に行くことも僕らの大きな夢の一つで、今すぐにでも行ってみたいんだ!

 

ーあなたたちにとって音楽とは何ですか?

Jacko:音楽は僕たちの生活の大きな部分を占めているんだ。学校の給食の時間に一緒にアコースティックギターを持って丸くなって座り、先生のことを歌ったことだっていまだにちゃんと覚えているよ。バンドを始めたばかりの頃は、Blink-182やParkway Driveの曲をカバーしてYouTubeにアップロードしたこともあった。聴くのも演奏するのもずっと大好きなんだ。とにかく音楽を楽しんでいるよ。

 

—夢は何ですか?

Jacko:僕たちの夢は、オーストラリアで一番大きなロックバンドの一つになることだよ!

 

*このインタビューは2022年5月23日に発売されたVI/NYL #007のために実施されました。

*写真は全てアーティストからの提供です。

 

■VI/NYL