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Instagram:@egoapartment

 

サイパン出身 DynaLaptop/Ba.)、大阪出身Peggy DollGt./Vo.)、シドニー出身 ZenGt./Vo.)の現在大阪を拠点に活動する3人組ユニット。メンバー全員が98年生まれ、2021年に入って本格的に活動をスタート。3人それぞれが作曲・編曲を手がけられる強みを生かし、多ジャンルのサウンドを巧みに織り交ぜた楽曲スタイルが異彩を放つ。

 

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*D=Dyna / P=Peggy Doll / Z=Zen

 

ー音楽を始めたきっかけは?

Zen:シドニーで家族とドライブしていた時、The Doobie BrothersStampede』が流れていました。「I Cheat the Hangman」と「precis」の間の移行に、とても興奮したのを覚えています。ああいうのがやりたかったんです。

Dyna:中学生の時、Red Hot Chili Peppersのライブ映像を見て、「人を感動させることをやりたい」と思った。あと、EDMは音だけで人を感動させることができるんだということにも驚きました。普通の生活をするのも嫌だったし、音楽は私の逃げ道だったんです。

Peggy:小さい頃から歌うことが好きでした。中学生の頃からソウルやR&Bをよく聴くようになりました。彼らが音楽で自分を表現する姿を見て、自分もやってみたいと思うようになりました。

 

ー自分(たち)の曲の中で最もおすすめの曲は?

Zen:最新のリリースまでは、サウンド面でまだ模索中という感じだったけど、最新シングル「Weigh Me Down」では本当にまとまったね。

 

ー最新曲について教えてください。

最新シングル「Sensation」は、「Weigh Me Down」で感じていたフラストレーションから解放され、純粋な至福が自分の中に流れ込んできた。

 

ー今どんな音楽を作っている?

よりロック寄りのサウンドで何曲か制作しています。音楽的なルーツはみんな違うけど、パンクはみんなに共通する姿勢だと思う。社会に溶け込めない、ありのままの自分でいられない、間違った基準で自分を見下されているというような状況は本当に自分を疑わせるものなので、僕らのバンドは、その間にいる全ての人のためのスペースを作りたいと思っていています。

 

ー音楽を作る上で大切にしていることは?

Zen:音楽を演奏したり作ったりしていると、日常の不安やストレスを忘れることができるんです。解放されます。

Peggy:ドラマチックな展開とキャッチーなメロディーで、人を気持ちよくさせるものです。

Dyna:新鮮な音を探すのが好き。音楽には無限の可能性があるので、いつも自分の知らないものを作りたいと考えています。

 

ー今後の活動・リリース予定を教えてください。

1229日に 「N o o N」というニューシングルを出します。昼下がりのメローなラブソングです。

 

ーあなたにとって音楽とは何ですか?

Zen:音楽とは出血のようなものだ。自分の一部の全てのものを溶かして、しっくりくるものにする。

Peggy:日常生活にサウンドトラックを適用するもの。存在しなくてもいいものだけど、人生を美しくしてくれる。

Dyna:ソーシャルメディアでの自己表現の仕方も、僕にとっては音楽と同じ。

 

 

ー初めて買った曲やアルバムは何でしたか?

Zen:初めて買ったアルバムは、8歳か10歳くらいの時で、the Veronicasのファーストアルバムだった。2000年代のエモ・ポップでキャッチーなアルバムで、大好きだったのを覚えています。

Peggy:僕は高校生の時にJamiroquaiの『space cowboy』とmaroon 5の『songs about Jane』を買いました。YouTubeにアップされていた曲がとても気に入ったので、家の近くのレコード屋でCDを見つけて全部聴いてみたんです。

Dyna:僕が初めて聴いたCDB'zのベストアルバムだった。小学生の時にテレビ番組でB'zの曲が流れていて、他にどんな曲があるのか聴いてみたくなったんです。

 

ー音楽の仕事以外に、別の仕事をしていますか?

Zen:パートタイムで英語を教えていて、京都の大学にも行っています。

Peggy:故人の遺品整理をしています。

Dyna:音楽以外の仕事はしていません。

 

 

ー最近ハマっていることは?

Zen:キャロライナ・リーパー・チリ。

Dyna:ホラー映画『冷たい熱帯魚』。

Peggy:ウイニングイレブン。

 

ー最近、自分は何か変わったと思いますか?

Zen:今年バンドを始めたばかりですが、すでに日本全国でライブをやっています。最近、大阪にスタジオも作ったので、今はバンドを中心に生活しています。時間単位で仕事をしていたのが、大きく変わりましたね。

 

ー最近のベストニュースは何ですか?

Zen2022年以内に海外でライブをする予定があり、とてわくわくしていますも。

Dyna:最近、自分が何者かわかったような気がします。

Peggy:理想的なジーンズを見つけたのですが、履きすぎで歪んできています。

 

ーストレスを解消するためにしていることはありますか?

Zen:大音量で音楽を聴いたり、スタジオで大声を出す。

Peggy:問題の根本を解決することが、唯一のストレス解消法。

Dyna:ホラー映画を見て、本を読んで、寝るというサイクルだね。

 

ーあなたの夢は何ですか?

Zen:フェスに出演することが来年の目標です。

Peggy:好きなものを好きなだけ食べられるくらい快適に過ごしたいです。

Dyna:今までのバンド活動の全てがもう夢みたいなものです。

 

 

*写真は全てアーティストからの提供です。 

 

 

掲載号:VI/NYL#002(2021年12月30日発売)

  

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